先輩の証言

積極的に学び 人生を 創造していく
開発設計課 主任
BANEPALI ANU
2019年入社

2014年に母国ネパールにあるKhwopa Engineering Collegeでコンピューター・エンジニアリングの学位を取得したアヌさんは、2016年に来日し、拓和の一員として研究開発のキャリアをスタートさせ、これまでに幾つもの有意義なプロジェクトに参加し、成果を上げてきました。
業務に取り組んできた過程で、仕事面でも個人面でも成長したと言うアヌさんは、2024年にはAWSデベロッパー認定資格を取得し、現在はウェブアプリの開発者として、AWSサービスを活用した革新的かつ拡張性を持つアプリケーションの製作に取り組んでいます。
テクノロジーの限界を押し広げ、前向きな変化を推進する拓和のチームの一員であることは誇りであり、本当にエキサイティングだと言うアヌさん。これからも会社の躍進・成長のために貢献してくれることでしょう。

拓和への入社を決めたポイントは?

拓和の掲げる「センサー開発や河川監視技術を通じて、自然災害と向き合い、より安全で安心な暮らしを実現する」というミッションとビジョンに共感し、入社を決めました。社会福祉に貢献し、災害対策を改善したいという私の情熱と、拓和の企業理念がぴったりと重なったのです。
「日本語も分からず、外国人社員もいないのに、なぜ拓和に入社したの?」とよく訊かれるのですが、私はむしろ「なぜあなたは、これほど長く拓和で働き続けることができるのですか?」と訊いてほしいです。それなら私は喜んでその理由を説明できます。
言葉の壁は確かに大きな挑戦でした。しかし、拓和の同僚や上司は、最初から私を暖かく迎え入れ、理解しようと努めてくれました。先輩たちは忍耐強く、私が職場環境に慣れるよう、様々な面でサポートしてくれました。そのおかげで、私は予想以上にスムーズに仕事に馴染むことができました。
拓和は、センサー技術と災害管理における研究と革新のトップランナーです。私は研究開発や機器の設置に携わり、多くのことを学び、やりがいを感じています。プロジェクトを通して、私たちの仕事の重要性を改めて認識し、社会に貢献しているという実感を得ています。
拓和では、年齢、役職、性別、国籍に関係なく、すべての社員に平等に学び、成長する機会が与えられています。このインクルーシブな環境のおかげで、私は仕事のスキルを磨くだけでなく、人間としても成長できたと感じています。
拓和にとって、社会福祉と防災への貢献は単なるビジネスの目標ではありません。それは企業文化の中核であり、社員一人ひとりの行動指針となっています。地域社会の安全と幸福を守るため、拓和は一年を通じて緊急事態に対応できる体制を整えています。
私が拓和で働く理由は、仕事内容の魅力だけではありません。チームワーク、オープンなコミュニケーション、社員一人ひとりの幸福を重視する社風など、働きやすい環境も大きな魅力です。拓和での仕事は、私の人生を豊かにするかけがえのない経験となっています。
センサーの開発と防災という仕事、そして、私を支え、共に成長してくれる仲間たち。拓和は、私にとって最高の職場です。

「拓和は社会公器である」というビジョンは、日々の業務においてどんな意味を持っていますか?

「拓和は社会公器である」というビジョンは、私の日々の仕事や考え方に大きな影響を与えています。これは単なるスローガンではなく、責任感を持って目標に向かってチーム一丸となって取り組むための指針です。
拓和で働くということは、地域社会への奉仕と公共の利益への貢献を最優先に考えるということです。私が携わるすべてのプロジェクトは、この理念に基づいています。新しいセンサー技術の開発、設置機器の管理、政府機関との協力など、日々の業務は、公共の安全と人々の幸福に貢献しているという自覚の上に成り立っています。
特に、自然災害の被害軽減に向けた取り組みは、このビジョンの重要性を強く実感する場面です。例えば、早期警報システム用センサーの設計・設置では、最先端技術の導入だけでなく、高い信頼性、正確性、そして使いやすさを実現することが求められます。これらのセンサーが人々の命と財産を守る役割を担っているという責任感こそ、私が最高水準の品質と精度を追求する原動力となっています。
「社会公器」としての役割を果たすためには、行政機関との緊密な連携が不可欠です。高い透明性と説明責任を維持し、政府の規制や基準を遵守することはもちろん、社会政策や安全基準に関する議論にも積極的に参加しています。
プロジェクトマネジメントにおいても、このビジョンは重要な役割を果たします。防災対策やセンサー開発など、あらゆるプロジェクトにおいて、私たちは綿密な計画、関係者との連携、厳格なテストを重視します。政府関係者と緊密に協力し、具体的なニーズや要件を把握することで、革新的かつ実用的なソリューションを提供しています。
「社会公器たる拓和」というビジョンは、私に強い誇りと目的意識を与えてくれます。自分の仕事が公共の安全向上に貢献しているという実感、そして共通の目標に向かってチームで協力し合う喜びは、何ものにも替えがたいものです。
さらに、このビジョンは、イノベーションと問題解決へのアプローチにも影響を与えています。最先端技術と実用性、そして価格のバランスを追求することで、社会に真の価値を提供できる解決策を生み出せると信じています。
「拓和は社会公器である」というビジョンは、私の日々の行動指針であり、質の高い仕事を通じて社会に貢献する原動力です。

これまでの人生で得た知識や経験を、これからどのような形で仕事に活かそうと考えていますか?

これまでの道のりを振り返ると、将来の仕事に活かせる豊富な知識と経験を得られたと感じています。長年かけて培ってきた多様なスキルと深い洞察力は、私の職業的成長と成功を支える大きな財産となるでしょう。
例えば、複雑なプロジェクトで予期せぬ問題が発生した時です。私は、冷静に状況を分析し、実用的な解決策を考案してきました。この経験を通して、問題に系統的にアプローチし、多角的な視点から分析する能力を磨くことができました。これは、どんな仕事においても必ず役に立つスキルだと確信しています。
また、先輩社員との緊密な連携を通して、効果的なチームワークと専門的な行動の重要性を学びました。明確なコミュニケーション、協力体制、そして戦略的思考は、チームで成果を上げるために不可欠です。私は、チームの一員として積極的に貢献し、共通の目標達成に向けて努力していきます。
さらに、これまでの仕事を通して、自分の考えを明確に伝え、相手の意見に耳を傾けるコミュニケーション能力を磨いてきました。これは、共同作業や議論を円滑に進める上で非常に重要なスキルです。チームメンバーと良好な関係を築き、協力的な職場環境づくりに貢献していきたいと考えています。
変化の激しい市場や技術に対応するため、柔軟な適応力と継続的な学習も欠かせません。常に新しい情報や技術を学び続けることで、自身の成長を促し、変化に迅速に対応できるよう努めていきます。
チームを率いたり、同僚を指導したりする中で、効果的なリーダーシップについても多くのことを学びました。メンバーを鼓舞し、それぞれが能力を最大限に発揮できるような環境を作ることを心掛けてきました。この経験を活かし、チームをまとめ、個人の成長を支援することで、組織全体の成長に貢献していきたいと考えています。
そして、仕事を通して、戦略的思考の重要性を学びました。意思決定を行う際には、市場動向、組織の目標、潜在的なリスクなど、様々な要素を考慮し、長期的な視点を持つことが重要です。この戦略的思考を活かして、組織の目標達成に繋がる効果的なビジネス戦略を立案・実行していきたいと考えています。

「自分の人生を自分でデザインする」というビジョンは、貴方にとってどんな意味を持っていますか?

自分の人生をデザインする旅、それは自立を目指す成長の旅。
「毎日何か新しいことを学びましょう。」
自分の人生をデザインする。それは、ただ何となく生きていくのではなく、自分の人生を主体的に創造していくという、力強い考え方です。自分の価値観や夢に基づいて、人生の舵を自分で握り、常に成長し続ける。そうすることで、本当の意味で充実した人生を送ることができるのではないでしょうか。
人生をデザインする上で大切なのは、周りの意見に流されず、自分自身の選択に責任を持つことです。もちろん、周りの意見を参考にすることも重要ですが、最終的には自分がどうしたいのか、どうありたいのかをしっかりと見極める必要があります。
そして、世界は常に変化しています。変化に対応し、成長し続けるためには、毎日新しいことを学ぶ姿勢が大切です。どんな知識も無駄にはなりません。一つ一つの学びが積み重なり、やがては自分自身の視野を広げ、未来を切り開く力となるでしょう。
自分の能力を理解し、磨き続けることも重要です。自分のスキルが社会でどのように活かせるのか、常に意識することで、市場価値を高めることができます。必要であれば、新しいスキルを身につけるための努力も惜しまないようにしましょう。
人生をデザインする旅は、決して平坦ではありません。困難に直面することもあるでしょう。しかし、失敗を恐れず、そこから学び続けることが大切です。困難を乗り越えるたびに、私たちは成長し、強くなっていきます。
そして、自分の人生をデザインするということは、自分自身の価値観や夢に基づいて、人生の目標を設定し、それに向かって努力していくことでもあります。キャリアアップ、人生の充実、社会貢献など、目標は何であれ、それを達成するための具体的な計画を立て、一歩ずつ進んでいくことが大切です。
自分の人生をデザインする旅は、成長と自立の連続です。積極的に学び、挑戦し、変化を楽しみながら、自分らしい人生を創造していきましょう。