菊地さんは新技術開発センターで組立検査や調査修理業務に携わっています。拓和でスキルアップしながら社会に貢献できる人間に成長したいと言う菊地さんは「失敗より挑戦しない人にならない」という強い意志のもと、入社後の5年間で4つもの資格を取得するなど、着実に力を付けてきました。
今後もチャレンジを続けながら、将来は社内で「シェアド・リーダーシップ」を進めたいという高い目標を持つ菊地さんの休日の過ごし方は、旅行感覚で計画を立て、家族3人で出かけることだそうです。
私が拓和に入社する決め手になった大きな要因が3点あります。
まずは休日の多さです。完全週休2日制はもちろんのこと、年間休日が127日と非常に多く、休日を利用して家族サービスや趣味に時間を使い、ワークライフバランスを充実できることに魅力を感じました。今現在も家族との時間を多く作ることができ、とても感謝しています。
2つ目は勤務時間が他社と比べ少し短く、仕事に追われるような日々にはならずに済むと考えたことでした。入社の少し前に結婚したばかりだったこともあり、これから築いていく家庭のことを考えても魅力を感じました。今、保育園に通う3歳の子供がいるのですが、送り迎えに困ることもなく本当に良かったと思っています。
3つ目は、私が特に魅力を感じた資格取得支援制度です。以前勤めていた会社では、業務のスキルアップに必要な資格を取得したくても支援制度がなく、全て自己負担で学ばなくてはいけない状態でした。業務時間内での実技練習も禁止で、仕事を終えてから行うしかなく、心身ともに大きな負担となっていました。
しかし、拓和には充実した資格取得支援制度があり、さらに指導者もいます(もし社内にいない場合は職業能力開発協会から派遣してもらえます)。その方の協力を得ながら自分に合う教育 計画に沿った学習や訓練を行えることが魅力的でした。また、取得した資格に応じた資格手当が支給されることにも感動しました。
これらのことから、拓和でなら努力次第で人生を変えることができると考え入社を決めました。
自分たちが創った製品が、多くの人々を災害から守っていることに感動を覚えます。
平成27年9月の関東・東北豪雨の際、以前勤務していた会社が床上浸水に見舞われ、設備は大きな被害を被りました。しかし災害から1週間後には業務は再開でき、従業員も誰一人欠けることなく職場復帰出来たのです。実はこの再開の背景には、拓和の水位計が測定した水位データが、緊急安全確保発令の判断基準になっていたことを後日知りました。
この経験は、私が拓和に対して魅力を感じるきっかけとなったばかりでなく、自分たちが携わる製品1つ1つに課された責任の重さを知り、自分の人生を変える第一歩だったとも思っています。
製品を創り、お客様にお届けする日々が、社会の安全を守り、自分や家族も含めた全ての人々の生活を支えている......私たちが常にその意味を理解し、与えられた責任を果たすことこそが、社会貢献に繋がるのだと確信しています。
日々、思考力・伝達力を鍛え、会社の仲間と様々な問題に立ち向かい、同じ方向性で社会と そこに生きる人々のために日々の仕事に努めたいと思います。
拓和でどれだけ活かせるかはまだまだ未知数ですが、前職で得た経験や知識を、拓和での仕事に繋げていくことが大切だと考えています。特に、以前勤めていた会社の上司から教わった2つのことは、拓和でも実践し継承していきたいと考えています。
1つ目は、「仕事の段取り」と「助け合いの関係」です。仕事の優先順位を明確にし、こまめな進捗確認を行うこと、そして困った時は助け合ってお互いに気持ちよく仕事ができる環境を作ることを意識しています。
2つ目は、「怒ることの大切さと謝ることの大切さ」です。頭ごなしに怒るのではなく、相手に寄り添い理解してもらえるように指導すること、そして間違った時は、立場の上下関係なくきちんと謝ることを教わりました。このことは拓和での働き方、生き方でも大切な指針になると信じています。
また、私はワイヤーハーネス加工を主とする会社に勤めていたので、その経験を拓和でも活かし、基本から注意すべきポイントまで、しっかりと指導できる自信があります。今後は、社内教育や資料作成、そして協力会社への指導にも積極的に関わっていきたいです。
これらの経験を活かして拓和の仕事に全力で取り組み、自身の経験を伝え、継承していくことで1人1人の成長を促し、最終的にはシェアド・リーダーシップを目指していきたいと考えています。
私にとって「自分の人生を自分でデザインする」ということは、会社や周りの環境に左右されることなく、自分の考えに基づいて行動し、自分の主張を持ち、主体的に人生を創造していくことだと考えています。そのためには、現状に満足せず、常に進化し続けることが重要だと感じています。
先ず大切なことは新しいことへのチャレンジです。
現状に満足しないということは、常に自分自身のスキルや人間性をアップデートしていく必要があるということです。新しいことにチャレンジする時は、誰もが刺激を感じ、何かを変えるチャンスが生まれると思っています。
この時、ただ考えなしに挑戦するのではなく、PDCAサイクルを日頃から意識して業務に取り組むことが欠かせないと考えており、PDCAの実践に加え業務改善や様々な仕組みづくりも大切にしています。
また、自分で考え、自分自身も仕事仲間も皆が楽をできる環境づくりも重要だと思っています。日々の業務の中で、無理や無駄がないかを常に考え、最善策を追求しています。安全かつ作業効率を向上させることで、個人の成長と会社への貢献に繋がると思っています。
同様に、社内では得られない経験を個人の成長や会社への貢献に繋げるため、展示会や協力会社への訪問も積極的に行っています。展示会で様々な情報を収集したり、協力会社の現状を把握することで知見を広げ、教育や指導を行うことで、自身のスキルアップや製品の品質向上に繋げています。
これらは、私が5年間積み重ねてきた試行錯誤の成果です。しかし、まだ5年という短い期間なので、これからの5年後、10年後、自分自身がどのように成長し、どのような成果を挙げているのか、とても楽しみです。
「自分の人生を自分でデザインする」ということは、決して簡単なことではありません。しかし、 現状に満足せず、常に挑戦し続けることで、必ず道は開けると信じています。拓和には業務に取り組みながら自己成長できる仕組みが幾つもあります。皆さんも、ぜひ拓和で自己成長を実現させ、自分自身の人生を主体的に創造していきましょう。